映画『シン・ゴジラ』を観た話
『シン・ゴジラ』を鑑賞しました。
人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる庵野秀明氏の監督作品です。
初代ゴジラを21世紀の世の中で作るとこうなってたかな、という印象。
初めから最強のゴジラではなく、"ゴジラに成る" というのが新しく、面白いですね。
全編通して、ゴジラという脅威に人類がとまどいながらも抗い続けるストーリーでした。序盤はあたかも日本の防衛システムをあざ笑うかのような展開で進みます。
早期対応ができていれば、あるいはゴジラの進行を止められたかもしれませんが、フットワークの重さからゴジラに対して "ゴジラに成る" 時間を与えてしまいました。
日本の国際的立ち位置が妙にリアリティがありますが、はて、実際のところはどうなんでしょうねぇ。「 ´Д`)「
作中で日本に差し迫る危機が、ゴジラそのものよりも人類の行為であるのが何とも皮肉です。
そして、その危機を回避するために奮闘するのが、いわゆる "ルールに則った優等生たち" ではなく "ルールに縛られない鼻つまみ者集団" だったのもパンチが効いてました。
終盤で庵野監督の大好き(?)な神様もちょろっと見えた気がしましたが、気のせいでしょうかねぇ。「 ´Д`)「
ゴジラファンだけでなく、庵野氏の作品がお好きな方も楽しめると思います。
他にも色々感じた事や思うことがありますが、それは別なところで語りたいと思います。
こちらもぜひご覧ください。↓
ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ [ 庵野秀明 ]
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シン・ゴジラ音楽集 [ 鷺巣詩郎 ]
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