続・たまに振り返る話
前回( 【たまに振り返る話】 )の続き。
鬱っぽくなって会社を休んで、休んである間にバイク旅行に行って、バイク旅行から帰ってきて、
今のままではダメだ。
と思ったところまで、前回書きました。
何がダメなのかわからなくて、3ヶ月くらい、再び悶々とする時期が続きました。
この時期は、相変わらず 笑顔もなく目の焦点が合わないような顔をしていた そうです。(家族談)
ええ、自覚はありません。
でも、あるときふと、ものすごい恐怖 に襲われたんですね。
「このままでいいのかなぁ」と思っている自分が、そのまま思い続けて、いつしか、
「このままでよかったのかなぁ」
という後悔にすり替わり、
取り返しのつかない念に囚われたまま、棺桶に横たわる自分が想像できてしまったんです。
そんな亡き自分を取り囲む人は、本当にやりきれない顔をしているんです。
不幸な人生を哀れんだ顔をしているんです。
叫び出したくなる思いでした。
そして、会社を飛び出す決心をした瞬間でもありました。
年が明けて、家族に打ち明けました。
「今年度を限りに、会社を辞めようと思う」
家族は、やっと決心したか、といった様子でした。「 ´Д`)「 ハニャ?
さらに翌月、当時交際していた現妻にも打ち明けました。
「今年度を限りに、会社を辞めようと思う」
前回書いた通り、驚かれましたが、分かれることなく受け入れてくれました。
(本当にありがとうございます。どれだけ救いになったことか)
近しい人に打ち明けた翌日、上司に申し伝えました。
特に引き留めはなく、淡々と手続きが進み、3月末日で退職が確定しました。
職場の人から記念品をもらったり、異動前の職場の人から歓送会を開いてもらったり、本当にありがたかったです。
有給休暇をすべて消化したので、最後の出勤日は3月半ばでした。
最後の出勤日は、関係各所に挨拶に回りました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
色々ありすぎましたが、私が社会人としての第一歩を踏み出し、紆余曲折様々に経験させてもらえたのは事実です。
ありがとうございました。
そして、現在の私に至る。
以上、たまに振り返る話でした。
長文、最後までお読みいただきありがとうございました。
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